産前・産後の腰痛や骨盤周囲の痛みについて

キーワード:健康と病気について知って欲しいこと
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1.はじめに
 当サロンは静岡駅南口から徒歩6分。森下小学校前に店舗を構える理学療法士が対応する本格的なストレッチ専門店です。

 ストレッチと聞くと自分でやるの?というイメージがありますが、お客様はベッドに横になるだけ!
あとはスタッフがお身体の状態に合わせてストレッチを実施致します。

 当サロンの特色として、医療施設で経験を積んだ理学療法士がストレッチを通して肩こり・腰痛・姿勢改善をはじめ、痛みやコリの解消・再発予防のための体づくりまでを最大限サポートさせていただきます。

 また、諸症状の改善に限らず、スポーツでのコンディショニング向上やパフォーマンスアップ、ダイエットなどにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。 

 本日は、前回に引き続き、妊娠中・産後の身体トラブルで最も多い『妊娠による姿勢の変化で起こる腰痛・骨盤帯の痛み』についてご説明します。

 妊婦さんの多くは、身体に関わる様々なトラブルを経験します。
主な症状は、腰痛や骨盤周囲の痛み、足の関節の痛み、手のしびれ、尿漏れなどがあります。

 これらの症状は、骨、筋肉、関節、神経など様々な要因が関係し、妊娠中の不調が産後にも持続して慢性化してしまうことがあります。

 その中でも、腰痛は約50~70%の方が経験し、骨盤周囲の痛みは20~40%の方が経験します。

腰痛・骨盤周囲の痛みの原因は様々です。



2.腰痛・骨盤周囲の痛みの原因
 妊娠中の腰痛や骨盤周囲の痛みの原因は様々ありますが、代表的なものとして、、、、

◯妊娠により分泌されるホルモン
◯妊娠による姿勢の変化
◯心理的なストレスによる自律神経の乱れ
◯下半身の血行不良
◯その他
今回は、この中でも『妊娠による姿勢の変化』を詳しくご説明します。




3.そもそも脊柱の形ってどんな形?
 脊柱は椎骨と呼ばれる小さな骨が首からお尻まで積み重なりS字カーブの形をして筋肉に支えられています。

 脊椎がS字カーブをしていることで、全身を支える柱となり、手足をスムーズに動かすための土台の役割を果たします。



4.妊娠によりS字カーブが崩れる!
 妊娠によりお腹が重たくなると、通常よりも重心が前方へ移動します。

 そして、後方へのバランスを取るために、背中の筋肉が張った状態になり脊柱のS字カーブが強まります。



3.S字カーブが崩れると?
 お腹には「インナーユニット」と呼ばれる4つの筋肉があります。

 インナーユニットは、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋、横隔膜の4つから構成され、脊柱や骨盤を支え、関節を安定させる役割を果たします。

 脊柱の湾曲が大きくなりS字カーブが崩れると、インナーユニットのはたらきが弱まり、脊柱や骨盤が不安定な状態になります。

 しかし、身体はグラグラになった脊柱や骨盤をなんとか安定させようとするため、インナーユニット以外の背中や腰の筋肉を過剰に使います。

 これらの腰や背中の筋肉への負担が増えることが腰痛や骨盤周囲の痛みの一因になるとされています。
まずは、負担がかかりすぎて硬くなった筋肉を適度に柔らかくしながら、インナーユニットを使いやすい身体の環境にしていくことが大切です。




4.さいごに
 当サロンのストレッチを通して身体をほぐすこと・整えることの大切さを知っていただき、少しでもイキイキとした生活をサポートできるよう努めてまいります。

 痛みやコリを無くしたい方、自分にあったセルフケアのメニューを知りたい方、スポーツパフォーマンスを上げたい方、ダイエットも兼ねて代謝を上げたい方、産後の不調を改善したい方など様々な目的にてご利用頂いておりますので、是非一度ストレッチの効果をご体感ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました✨

サロンにてご来店お持ちしております♪♪

T-performance
投稿日:2025年03月18日