浅い(息苦しい)呼吸、深い呼吸

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【 浅い(息苦しい)呼吸 】

最近、チョッと急ぎ足で歩いたり、駅の階段を昇ったりすると、息切れを感じたりしませんか?
あるいは、カラオケに誘われて、歌ってみたら、息が続かなかったり、息を吸い込んでいるうちに、曲に遅れてしまったり・・・。
もしかすると、浅い呼吸になっているのかもしれません。


浅い呼吸と言うのは、一回に吸う呼吸量が、少なくなっている事です。
呼吸は楽ですが、その分、吸う力が弱いので、外気を吸っても、少ししか吸えず、酸素を取り込みにくくなります。
また、吐く息も弱いので、充分に吐ききれず、炭酸ガスを多く含んだ肺からの息を、再び肺に戻してしまいます。


この分、自然と、酸素を補う為に、回数が増えます。
たいていの人は、1分間の呼吸の回数が、12〜18回程度です。
呼吸の回数が、20回くらいになっていたら、呼吸が浅くなっているかもしれません。


呼吸が浅くなる、大きな原因として、姿勢の悪さがあります。
例えば、デスクワークや家事で、長時間にわたって背中を丸めた姿勢でいると、肺が圧迫され続け、内蔵も下がるので、呼吸を浅くさせます。
しかも、それが習慣化して、背中や胸回りの筋肉が凝り固まってしまうと、呼吸に使われる筋肉が動かなくなります。


また、緊張が続いたり、精神的に疲れていたりする事も、原因になります。
呼吸は無意識に行うので、緊張していると、『緊張で、息を呑(の)む』と言うように、無意識のうちに身体に力が入り、呼吸が弱くなるからです。
普段、あまり気にしませんが、仕事や家事で、緊張させる神経が優位になっている時間が多くなると、持続した緊張が続き、身体も心も疲れ易くなるので、呼吸量が低下してきます。


【 息切れモードから、酸素不足に 】

ところが、このような不快感や疲労感があっても、当人は、息を吸えば、肺は自然に拡がり、逆に息を吐くと、自然に肺が縮まると思っています。
しかし、何となく、呼吸が浅くなっている事を感じます。
これは、肺に取り込める酸素の量が減ってしまっているので、“息苦しさ”や“呼吸不足”を、感じる為です。


そんな時に、ため息が出ます。
浅くなった呼吸を改善して、脳に新鮮な酸素が届け、脳を活性化させて、リラックスできるように、リセットさせようとするからです。
しかし、自然に「フ~ッ」と、数回ため息をするだけでは、全身に、新鮮な酸素が行き渡りません。


このような状態が続くと、身体が“息切れモード”になります。
例えば、身体に酸素を十分に取り込めなくなり、老廃物が溜まるので、顔色が悪くなる、肩こり、腰痛、脚のむくみ、などの体調悪化が起きてきます。
また、身体をコントロールしている自律神経にも影響を与えて、「最近、ダルク疲れる」とか、「休んでも、疲れがとれない」、なども起きてきます。


そして、頭痛、イライラ感、気分がスッキリしない、鬱の気分、なども現れます。
これは、たくさんの酸素を必要とする脳が、脳の酸素不足から、その影響を受ける為です。
この為、「思考力が低下してボンヤリする」とか、「何となく頭が重い」などや、反対に、ストレスの元であるイライラした感情が、起き易くなります。


【 呼吸筋の柔軟性回復 】

この為、“息苦しさ”や“呼吸がしにくい”などが気になった時には、ノド周辺や、背骨のキワ近くの筋肉が、固まってきている事が考えられます。
“呼吸筋”がシッカリと使えていないので、肺の上部のわずかなスペースでしか、呼吸をしていない状態になるからです。
この結果、息を吸い込む事に、困難さを感じるようになります。


特に、肩こりや背中のこりが慢性化していたり、肩甲骨を動かすとゴリゴリと音がしたりする場合は、注意が必要です。
この状態になると、背中が凝っている感覚だけでなく、コリによって肺を圧迫して、肺が自然に拡がらなくなります。
この結果、仕事や対人関係などのストレスが高まると、呼吸の苦しい感じや、胸苦しさが、増すようになります。


浅くなっている呼吸を改善するには、肺を取り巻く、肩甲骨周辺や前胸部の、柔軟性を回復させる事が必要です。
しかし、これらの筋肉は、ストレッチをしても、少しずつしか成果が表れないので、なかなか継続して柔軟をすることが難しくなります。
しかも、呼吸が浅い状態が続いていると、柔軟運動をしようとしても、これらの筋肉が硬くなっていて、ストレッチできる状態でなくなっています。


このような、自分ではしづらい、背中の肋骨のまわりや胸元の筋肉をほぐすのに、マッサージ治療が、便利で効果的です。
もともと、マッサージ治療は、筋肉のコリやコワバリを解消させる事を得意としているので、“呼吸筋”の回復にも、十分活用できます。
深く呼吸が行えるように、肺を取り巻く筋肉の柔軟性を回復させ、胸郭の動きができるようになると、脳に酸素が十分の届くようになり、頭がスッキリしてきます。


呼吸筋の活動を活発にさせ、身体の血行を改善させるには、呼吸筋のマッサージ治療が効果的です。
当院は、こりの解消をはじめ、心身がリラックスできるように、筋肉の柔軟性を回復させる治療を行っています。
マッサージの施術時間は、15分からです。  ご相談は、[メール]、または[電話]で、お受けしています。


(HP) http://nqf32971.cocolog-nifty.com/blog/

ファミリー治療院
投稿日:2018年08月11日